チャバッタ

チャバタともいいます。
平べったい形をしたイタリアの代表的なパン。イタリア北部が発祥の地と言われています。「スリッパ」や「靴の中敷き」を意味する名前です。食文化的にも、材料の構成的にもフランスのバゲットと同じような位置づけにあたるイタリアのパンと言って良いでしょう。水を大量に加えてきじをつくり、ボコボコとした気泡が出るように焼きあげます。あまり日持ちがしないため、焼いたらできるだけ時間を置かずに食べたほうが美味しいところもバゲットに似ています。

塩を混ぜたオリーブオイルに浸すようにして食べるのが一般的で、熱々にリベイクしたときもバターは塗らずにオリーブオイルと塩を直接ふりかけて食べたりします。
バゲットよりも外の皮（クラスト）が薄く食べやすい傾向にあるので、その分日本人の口にも合いやすい、美味しいパンです。