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パン・パイヤス

ぱんぱいやす

Le Pain Paillasse(パン パイヤス)と聞いても、耳なじみがない方がほとんどだと思います。パン・ド・ロデヴpain de Lodeveのふるさと、ロデヴの町は、フランスの南部ラングドック・ルーション地方にあります。この町は、フランスのパン専門家に「多加水あるいは中庸の固さの生地を布張りの柳の籠(パイヤス)で発酵させ、計量も成形もしないで焼くパン」として知 られるパン・ド・ロデヴがあることで知られています。しかし、現地ではこのパンはパン・パイヤスと呼ばれているのだそうです。イギリスにイギリスパンはなく、フランスにフランスパンがない、そんな感じでしょうか。外側から見るからこそ「ロデヴのパン」なのでしょう。
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