フルーツの漬け込み1週間でも本格派！「フルーツのシュトレン」[ビデオ全5本]/ 発酵とパンチで粉の旨みと甘みを引き出す「リュスティック」[ビデオ6本]/

シュトレンを作りたくても、漬け込みフルーツのことを考えるとすぐに作れませんよね。今回は、じっくりと長い期間漬け込まなくても熟成感がでるフルーツの仕込み方をご紹介しました。

レッスンに参加されている方々の試食でも大絶賛だったので、ぜひ皆さんに試してもらいたい方法です。3～4日の漬け込み期間でも十分においしくできます。

製法としては「中種法」で作ります。中種も当日仕込みますので前日からの準備はいりません。それでもこの中種のおかげでしっかりと発酵の香りが感じられ日持ちもするシュトレンになりますよ。

今回ご紹介する「リュスティック」は、パン職人として駆け出しのころ、まだフランスパンに使える粉の種類がとても少なかったのでリスドオルでいかに粉の味わいを感じられるリュスティックを作れるかと試行錯誤したのちに生まれたレシピです。

とにかく発酵時間が長くパンチの回数が多いですが、この工程によってレッスンでも焼き上がりに歓声があがるくらいのリュスティックが焼きあがるわけです。

特別な材料は何も使っていません。時間はかかりますが、パンに向き合った分だけ形になって現れてくるリュスティックです。ぜひご家庭でも再現していただきたいです。